現在、九谷焼美術館にて特別展「生誕125周年 硲伊之助 古九谷追想」が開催中です。
一水会の創立にかかわり、4度の渡欧の中でマティスにも師事し数々の作品を制作した硲伊之助は、古九谷と出会い、その色彩調和に共鳴し、古九谷が油彩画に通じる色彩絵画であるとの認識から、昭和37年に加賀市に「九谷吸坂窯」を建設し、硲三彩亭の名を陶石、釉薬にもこだわった多くの色彩磁器の制作を行いました。
生誕125周年にあたる本年、硲伊之助の意思を受け継ぎ、作品を数多く所有する硲伊之助美術館(加賀市吸坂町)の全面協力を得て、特別展を開催します。色絵磁器作品を通して、硲が生涯追及し続けた「絵画表現」を紹介します。
《公式パンフレットより》
加賀温泉駅前のアクセスの良い美術館ですので、感染症にご注意の上、ご観覧いただけると幸いです。