海部公子作品

九谷色絵大皿「菜の花」
寸法:41.1x6.8cm 制作年:2015年
青灰色に打ち沈む北陸の寒空の下でのうれしい出会いの一つ。それが菜の花だ。その新鮮な色が私を惹きつけ、描かずにはいられぬ衝動を誘う。菜の花と葉と茎の色に対して、引き合う赤を見出し、ふちを埋めたその赤は組み合わせた直線模様のリズムや余白に生かされて全体に落着きのある色彩調和が生れた。
九谷色絵大皿「いちはつ」
寸法:41.0x7.6cm 制作年:2015年
まっ白で大きないつはつの花の清冽さは梅雨どきのうっとうしさを吹き飛ばしてくれる。畑友だちの一人が一株くれたので自分の畑に迎え入れてから、家族の一員になったようにいとおしい。
色として扱った白い花。緑の中でこそ生命力を発散できることを示した大皿である。

硲紘一作品

九谷色絵大皿「大聖寺川沿いにて」
径:40.7cm 制作年:2014年
加賀市大聖寺川沿いの散歩道。道の黄色が効果的。
ふちは複雑な色合いだが見込みの色と調和している。そのふちの表現はその後さまざまな模様絵皿の原型となっている。
九谷色絵陶板画「富士写ケ岳遠望の桜」
寸法:27.3x30.2cm 制作年:2015年
遠くに加賀市を代表する富士写ケ岳(942m)。
旧大聖寺川と新川は合流する橋の上からの眺め。
桜の季節は特に美しい。桜の色合いによって奥行が出ており桜の表現もおもしろい。