4日、白山市の大工、出蔵喜八さんがご逝去されました。享年73歳でした。
当美術館では1994年の美術館開館時に建築を担っていただきました。その後も、家屋の破損時には修復に関する助言をいただくなど、当美術館の運営に多くの力を貸していただきました。また、昨年7月に開催した特別対談「海部公子が愛した手仕事と職人 ~美術館と工房の茅葺屋根を手がけた職人対談~」では、茅葺職人の杉山信義さんとともに対談にご参加いただきました。
出蔵さんのこれまでのご協力と温かいお人柄に心から感謝申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。