近代絵画の巨匠アンリ・マティスと親交があった師の洋画家硲伊之助と共に、油彩画から色絵磁器に移行し、昭和37年に加賀市吸坂町に工房「吸坂窯」を築き、師の教えであった色彩調和（ハーモニー）を脇目もふらず追い求めてきた、鬼才海部公子の色の世界を垣間見る、足掛け４年間の『小説新潮』表紙原画の色絵磁器陶板画展です。
アトリエでの生活で出会った友人、ともに暮らした愛犬や猫、近くで採れた新鮮な野菜、魚、その日々の生活をつつみ込む季節の風景などをモチーフにした海部公子の色彩哲学「色がうたう」陶板画作品の紹介です。

海部公子　略歴

深田印刷「郷土の作家が描くオリジナル年賀状」。
大切な方々への新年のご挨拶。
ふるさとの香り漂う珠玉の一枚が、あなたのメッセージを華やかに彩ります。

No.1 硲紘一「九谷色絵冬の吸坂窯大皿」
No.2 海部公子「九谷色絵雪の北潟風景陶板画」

今年も深田印刷さまによる硲紘一、海部公子作品を使った年賀状を販売しております。
年賀状のデザインをお迷いの方は是非ご検討ください。

会報の第48号が完成しました。現在、硲三彩亭作品展、九谷吸坂窯展の案内とともに皆様に発送中です。
今回の内容は以下の通り。

・追悼 山領まり（海部公子）
・コロナ禍で考えたこと（五十嵐正博）
・編集作業にかかわって（長岡信孝）
・価格と価値（東野国夫）
・飴のふるさと（立花玲子）
・吉田屋について（硲紘一）
・会計報告